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新たな視点

掲載:2020年03月29日

先日名古屋大学からお客様をお迎えしました。
木という材料を主に強度の面から研究されている山崎真理子先生とその研究室の学生さん。名古屋大学の名誉教授の佐々木先生。というご一行でした。

11月にプレゼンテーションをした木の建築賞の審査で山崎先生が天竜にいらしたのがきっかけで再訪いただきました。

まずはお引き渡し間近のK邸を見学。
割角の梁材、背割れの無い桧の柱材など、私たちが取り組んでいる木の使い方を見て頂きました。

その後いつもお世話になっている製材所のフジイチさんへ。お弁当を頂きながらフジイチ内山忠彦さんのレクチャーを拝聴します。忠彦さんのお話はいつ聞いても分かりやすいです。

木の建築賞の審査の際、審査員の先生皆さんが指摘されたのは、石牧建築の家づくりは全国でも(もっと言うと世界的に見て)Co2排出量の極端に少ない事例だという事でした。その理由は以下。

*天竜の山は川下(街)との距離が近く、山→製材所→加工場→現場が概ね4、50km圏内に納まり材料輸送のエネルギーを抑えることができる

*天然乾燥材の使用と手刻みでの加工は自然の力とマンパワーによるもので重油などのエネルギーを使わない

普段当たり前に思っていた私たちの家づくりが知らず環境に負荷を与えない家づくりとなっていたことに驚きと誇らしさを感じました。

今回山崎先生が天竜にいらしたのはそんな事例を研究室の方にも見てもらいたいというお気持ちからでした。

特に建物建設時のCO2排出量の分析を研究テーマとしている名古屋大学のNさんは熱心にメモを取っていらっしゃいました。

そして彼女に石牧建築の家づくりにおけるCo2排出量の分析をお願いすることとなりました。

感覚的な言葉でなく、具体的な数字で私たちの家づくりの評価ができるという事はとても興味深いです。

また、分析の結果をこの場でもお伝えできたらと考えています。

見学した日は抜けるような青空。

初夏を迎える前に山から降ろされた丸太でいつも以上にフジイチさんの工場は活気がありました。

nishikubo