2022/11/02 桜軸の家「石牧さんの家を建ててほしい」。そうリクエストいただいて現地にお伺いしたとき豊かな自然を最大限に生かし、庭の桜の木をシンボルにしようと思いました。本当にお任せという真っ新な状態で家づくりをさせていただくことは、あまり機会がないこと。思い切り石牧建築らしい、私たちがご提案したい家を設計させていただいた、とても印象深い家です。 石牧建築の家を気に入り、お任せで家を建てた鈴木様に家づくりのエピソードや暮らしの楽しさをうかがいました。 石牧建築 しましま設計室 一級建築士 西久保 美和 家を建てようと思ったきっかけは何でしたか?
どのように家づくりが進んだのですか?
この家のポイントは、なんと言っても桜を中心としたところでしたね。
実際に暮らしてみて、住み心地はいかがですか?
石牧建築は天竜杉など地元産の木を使っているのですよね。
この家のお気に入りポイントはどこですか?
最後にこれから家を建てたいと思っている皆さんにアドバイスを。
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2022/11/02 価値観を変える木の家石牧建築と出会い 木の魅力に惹かれていくまだ所々に田畑が残る住宅街の一角。見事な大屋根の木の家が、今回訪問するK邸です。大規模既存集落制度を利用して、昨年の7月に新居が完成。独特の削り跡が印象的な日本古来の伝統技術、なぐり加工を施した玄関扉を開け中に入ると、勾配天井に吹き抜けが広がる開放的なLDKが出迎えてくれます。木がふんだんに使われた空間は、まるで森の中にいるような居心地のよさを感じます。 まず目をひくのが、8寸(24cm)もある黒色の大黒柱と、赤色に塗られた8角形の柱。生漆(きうるし)に黒と赤の顔料を混ぜ、塗りと拭き取りを何度も繰り返して仕上げたそう。さも、木の家にこだわったように見えるK邸ですが、「無垢材って言葉を知ったのも、工務店探しをしているときなんですよ」と笑いながら答えるKさん。 実家と同じように大手ハウスメーカーで家づくりを始めるもうまくいかず、幾つもの工務店を研究。「雑誌などで徹底的に調べたから、家を見ただけでどの工務店か分かるようになったんですよ」と、いたずらっぽくツッコミを入れる奥さま。先日紹介した「遠州匠の家」のKさんが会社の後輩ということもあり、石牧建築にたどり着きました。 「石牧建築代表の石牧真志さんと最初にお会いしたとき、家のことはほとんど話さなくて、山のこと、天竜杉のこと、手刻みにこだわっていることなど、木についての話が2時間ほど続いて(笑)。印象的だったのが、一般的な工務店は、白くてきれいな優等生の木だけを使うけれど、石牧建築は劣等生の木も使うという話でした」 「石牧建築では、他社では使いにくいといわれる山の下に生えている黒い木も扱います。手刻みにこだわり、木目の見え方、節の量、木のクセなどを一本一本確認しているからこそ、商業的な面で見ると劣等生といわれる木があっても、適材適所で使い分けるとことができるんです」と、K邸を担当した佐原広祐さんが説明してくれました。 それから木のことをいろいろと調べ始めたKさん。調湿、消臭、抗菌、防ダニ、肌触り、経年変化など、新建材にはない木の魅力にどんどんひかれていきます。「この2つの木を持ってみてください」と、取り出した木片を取材班に手渡します。「あ、重さが全然ちがいますね。この黒い方がずしんと重さがあるというか」と取材班。「この黒い木は桜で、軽いのが杉。樹種によってこれだけちがいがあるんですよ。香りもちがうので、かいでみてください」と楽しそうに説明してくれます。 「LDKの床を見て何か気付きませんか」と、次はクイズが始まりました。何度か往復して、「あ、節の数がちがう!」。何も言わず笑顔になるKさん。床はヒノキの無垢材を使用。キッチン側は節が多いけれど、お客さんも過ごすリビング側の床はほぼ無節。「仕上がりを考え、一枚一枚、節の量を確認して貼ってくれているんです。そういうのって、うれしくないですか」とKさん。 「なんだか、石牧建築さんの営業マンみたいでしょ」と笑う奥さま。「植林の下草刈りにも参加したいって言うくらい、この家を建ててから木が好きになったんですよ」。玄関横の壁には、無理を言ってもらったという石牧建築のポロシャツが飾られていました。 ものを選ぶ基準が 毎日の暮らしを彩るここ数年は家を建てることが目標だったKさん。新居が完成し、今はこれといった趣味がないそうで、休日はホームセンターに行ったり、子どもと一緒に遊んだりすることが多いと言います。長男のタクトくんが生まれ、奥さまが育児で大変ということもあり、娘さんとふたりで遊ぶ機会が増えました。ウッドデッキがあるので、ピクニック感覚でお弁当やおやつを食べたり、庭で泥遊びをしたり。どれも以前のアパート暮らしではできなかったことばかりです。 庭の一角には、最近始めたという家庭菜園が作られ、ナスやトマト、ハーブ、ミカンなどが植えられています。すると長女のリオちゃんがやってきて、「こっち、こっち」と、玄関へ案内してくれます。玄関横にはブルーベリーが植えられ、小さな実を見つけることができます。「子どもも水やりを楽しんでいるので、大きく育つのが楽しみですね」。趣味はないと言うKさんですが、家ができ、お子さんと一緒に暮らしを楽しむその時間が、何よりの趣味なのかもしれないなと感じました。 石牧建築に造作してもらった食器棚や本棚、遠州面紬をあしらった建具、地元作家による洗面鉢など、家の中にはストーリーのあるものを見つけることができます。「木の空間が映えるように、既製品はあまり買わなくなりましたね。価値観が変わったというと大げさですが、ものを選ぶことに意識的になった気がします。先日も作家さんが作ったコーヒーカップを買ったのですが、以前だったらきっと買ってなかったと思いますよ(笑)」 木の家だとキズが心配じゃないですか、とたずねると、「最初は気にしていましたが、一度キズを付けると、もう気にならなくなって」と笑うおふたり。キズは味わいになるし、年月がたって色が変わっていくのも、木ならではの魅力だと思えるようになったと言います。「石牧さんは、手垢や脂、子どもが裸足で走り回って木が黒くなっていくのがいいんだよねと言うんですが、さすがにそれは理解できなくて(笑)。まだ修行が足りないんですかね」と笑うKさん。
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2022/11/02 家族の思い出を刻む家3年が過ぎ、ひとまわり成長した家族と家浜北区にある新興住宅地。さまざまなカタチの家が建ち並ぶ中、木の塀と大きく育った木々に包まれた家が見えてきました。エントランスを抜け、玄関を開けると、「こんにちは」と、子どもたちが元気よく出迎えてくれます。天竜の杉やヒノキをふんだんに使った床や天井、丁寧に仕上げられた漆喰の白い壁が、やさしく落ち着いた空間を作り出していて、温和なKさん夫妻にぴったりだなと感じました。 東京都出身のご主人と、新潟県出身の奥さま。お互いの故郷から遠く離れたこの浜松に家を建てたのは3年前のこと。新築当時はほっそりとした木々も太さを増し、大きく枝葉を伸ばしています。 「3年暮らしてみて、失敗したなぁと思うことはありませんね。今、石牧建築さんに収納棚をオーダーしています。家族が増えたということもありますが、まずは住んでみて、必要だなというタイミングで作りたかったんです」とKさん。 LDKには石牧建築が造作した、遠州織物をあしらったテレビボードやカウンターテーブルがあります。 勾配天井でこもり感のある寝室は快適で、寝苦しさを感じたことはないと話します。 手をかける暮らしが愛おしい時間を育てる「この家に住み始めて暮らしが変わったとか、趣味が増えたとか、そういうことはありませんね」と、こちらの期待を裏切るおふたり。「でも、ダイニングテーブルは年に1回、必ずメンテナンスしていますよ」。 林業を営まれている奥さまのご実家。床の間で使われていたケヤキの板を譲り受け、石牧建築が6人掛けのダイニングテーブルに仕上げました。メンテナンスをするのは年末か春先。表面の汚れをサンドペーパーを使って丁寧に削り、自然塗料のオイルを塗り込みます。オイルは1度乾燥させたあと、もう1度塗り込む。子どもには手伝わせない、Kさんの仕事です。
開け放った窓から心地よい風が室内を駆け抜けます。大きくなった木が縁側に影を落とし、葉が風に揺られさらさらと音を立てています。 休日は、赤ちゃんがいるのであまり遠出はせず、近くのパン屋さんで焼きたてのパンを買って、公園やピクニックに出かけることが増えたそう。
「家は、暮らしとともにある」。そんな言葉がよく似合うご家族でした。 (撮影・文/キーウエストクリエイティブ) |
2022/11/02 大きな木が見守る家天竜二俣駅から車で5分ほど。二俣川にほど近い山の麓に前田さんの家はあります。杉林を背景にブラウンの落ち着いた外観が映えます。にょきっとのびた薪ストーブの煙突、家のコーナーを横貼りにした杉板であしらった多角形コーナーが印象的。 「天竜の森の魅力を伝える仕事をしているから、さすがに外材を使う訳にはいかないし(笑)天竜材を使うことにこだわったほか、間取りなどは妻にお任せしました。もっと時間があれば自分が伐採した木を使って家を建てたかったんですが、残念ですね。もしかしたら、昔に切った木が混ざっているかもと期待はしていますが」そんな前田さんが家づくりのパートナーに選んだのは、春野町に自社工房を持ち、大工職人でもある「石牧建築」の石牧真志さん。設計は石牧さんと親交の深い「しましま設計室」の西久保美和さんが担当しました。 奥様の要望は和室があることと、小さくてもいいので家族それぞれのスペースが欲しいというもの。何度かの打合せを重ねて西久保さんが提案したのは、リビングダイニングスペースに畳を敷いた「茶の間」のある家でした。前の家から使っている大きな座卓を家族5人が囲みます。ご飯を食べてお腹いっぱいになったら、そのままごろんと横になったり、座卓をどかせば遊びに来た友人が泊まる客室になったり、いろんな使い方ができるのが魅力。い草の香りにも癒されます。 「割角」とは、木の芯(年輪の中心)がない材角で、化粧材に使われるほど美しいのが特徴。反対に芯がある木材は「芯持ち材」と呼ばれ、梁や構造などに使われます。そりが少なく丈夫な反面、節や割れが目立ちます。一般的な天竜材は、戦後の拡大造林に植えられた樹齢70年前後のものを使うことが多いそう。しかし前田邸はその倍の樹齢150年、幹も太いので割角でも構造材として使うことができました。また、石牧さんが大工としての高い技術を持っていたのも仕上がりに関係があります。プレカットのように何も考えず材木を加工していくのではなく、一つひとつ材木を吟味してきざみすることで、使う場所に適した材を見極めることができます。実際に割角の梁を見てみると、表と裏で節の数がちがいます。見える面にまで気を使えるのが手刻み加工の魅力のひとつです。 自然の恵みに感謝して 自らつくる楽しさを知る前田さんは千葉県出身。奥さまも神奈川県の出身とのことで、ふたりとも天竜には縁もゆかりもありません。大学卒行後、前田さんは尾瀬の山小屋で住み込みの仕事を始めます。その後、海外を放浪する中で、砂漠などとはちがい、どこでも草木が生える日本の自然のやさしさに気付きます。その後、バイクで日本を巡り、住みかとなる場所を探す旅に出かけます。 浜松にたどり着いたのは、以前林業の研修で滞在したことがあったことと、街と自然との距離が程よかったから。「和歌山の山にも行ったんですが、20代半ばの青年には素朴すぎました。なんか隠居生活見たいで(笑)」さらに、人生の目標とするおじいさんとの出会いも大きかったと言います。「山のお年寄りって本当に元気で、都会の人とは全然ちがう。僕の知っている方も山の斜面をすいすい上っていく。若い頃は『水窪のカモシカ』と呼ばれていたそうです(笑)畑仕事や山のことなど、暮らしの知恵や技術を持っているので、若い人たちから尊敬されています。自分もそんなおじいさんになりたいという憧れがありました」そんなことで天竜に漂着して、もう14年。きこりの仕事のかたわら、天竜の森の魅力を伝える活動を通じ仲間も増え、今ではすっかり天竜の人になりました。「天竜に根をはって、やっと芽が出てきた感じです」と前田さんが笑います。天竜材がふんだんに使われている前田邸。さらに、庭に植えられたクロモジといった植栽や石は山から持ってきたものだったり、庭の土留め板に天竜の材が使われていたり、山の恵みをそこかしこに見つけることができます。さらに、庭の片隅に奥さまお手製の竹の物干し台も。「僕の趣味は、暮らしだから」と笑う前田さん。 お金を払えばたいていのものを買える時代になりました。もちろん、お金で時間を買うという理屈も分かります。前田さんがきこりであることも理由かもしれませんが、捨てられる丸太を切って薪にしたり山の木や石で庭をつくったり、もらった鹿の肉を燻製にしたり、自然の恵みを資源として捉え、ものをつくることは、大げさですが、人生の大いなる楽しみなのではないかと思わずにはいられません。 前田さんが家を建てようと思ったきっかけは、子どもが生まれ、自分に何かあったときに、家くらい残しておきたかったからだといいます。それは、単なる箱としての家ではなく、そこのでの暮らし、生きるためのスキル、豊かな自然への感謝などを含めて「家」と言っているんだと、お話を聞いて気付きました。家は人生であり、学びの場でもあるのかもしれません。前田さんの新しい暮らしは、まだ始まったばかりです。 (撮影/内山文彦氏・文/キーウエストクリエイティブ) |
2020/12/03 イエタテ冬号『フリーマガジン・イエタテ 冬号』に掲載されました。 |
2020/10/21 遠鉄百貨店でお会いしましょう♪10月31日(土)~11月3日(火・祝)遠鉄百貨店さんにて開催される「entetsu LIFE STYLE MARKET -episode.1-」に石牧建築も出展します! 鈴三材木店さん、ナインスケッチさんと共に会場のディスプレイにも参加させていただきました。 当日、会場でお待ちしております。是非ご来場くださいませ。 \\えんてつライフスタイルマーケット//*..°+。□こだわるモノ・ヒトと出会い、つながる。□*..°+。コンセプトは“暮らしを彩るこだわりの良いモノ、素敵なヒト、楽しいトキ。”
衣食住を通して、地元遠州を中心にバイヤー厳選のこだわりもの(物・者)が集結。
新たな出会い、つながり、交流が生まれる 楽しい時間、心地良い空間をご提案いたします。
■10/31(土)~11/3(火・祝)午前10時~午後6時 ※最終日は午後5時閉場 ■遠鉄百貨店 本館8階 催事場 |
2020/10/21 受賞しました!
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2019/12/28 縁側のある暮らしをもっと豊かに!種類やメリット・デメリット、設置のポイントを解説縁側のある暮らしって、憧れますよね。 縁側のある暮らしを叶えるために知っておきたいこと縁側とは、和室と庭の間に設けられた板張りのスペースで、日本家屋特有の空間です。 昔は、家の外側に設けられた縁側が一般的でしたが、現代では、家の内側にも設けられるようになり、用途も多様化しています。 1: 縁側の種類縁側は、設置場所や設計によって、いくつかの種類に分けられます。 ・内縁(うちえん):家の内側に設けられた縁側で、「くれ縁」とも呼ばれます。 ・外縁(そとえん):家の外側に設けられた縁側で、「濡縁」とも呼ばれます。 2: 縁側の役割縁側は、部屋と部屋をつなぐ廊下としての役割や、外部との緩衝空間としての役割を果たすだけでなく、室内の温度をコントロールする効果もあります。 現代では、リビングやダイニングと庭を繋ぐ空間として、家族のコミュニケーションスペースや、くつろぎの空間として活用されることも多くなっています。 3: 縁側の寸法縁側の寸法は、用途やスペースによって異なりますが、一般的な寸法は、幅が1.5m〜2.0m、奥行きが1.0m〜1.5mです。 4: 縁側の素材縁側の素材には、木やアルミ、タイルなどがあります。 木は、温かみがあり、自然な素材で、和風建築に最適です。 アルミは、耐久性に優れ、メンテナンスがしやすい素材です。 タイルは、デザイン性が高く、モダンな住宅に最適です。 縁側のある家づくりのメリットとデメリット縁側のある暮らしには、多くのメリットがあります。 1: メリット・自然を感じながら過ごせる ・家族や友人が集まりやすい ・室内の温度調節に役立つ ・プライバシーを確保できる ・開放的な空間を楽しめる 2: デメリット・スペースが必要になる ・メンテナンスが必要になる ・日当たりが悪くなる場合がある ・防犯対策が必要になる 縁側を設置する際は、メリットとデメリットを比較検討し、自分にとって最適な方法を選びましょう。 まとめ縁側のある暮らしは、自然を感じながら、家族や友人が集まって、ゆったりと過ごすことができる、魅力的な暮らしです。 この記事では、縁側の種類や役割、メリット・デメリット、設置のポイントなどを解説しました。 縁側のある暮らしを検討している方は、ぜひ今回の内容を参考に、理想の住まいを設計してください。 |
2019/12/20 全館空調のある暮らしとは?メリット・デメリットを比較して、後悔しない選び方を解説全館空調のある暮らしは、快適な温度環境を保つことで、日々の生活の質を高めることができるでしょう。 全館空調とは?4つのタイプとメリット・デメリットを解説全館空調とは、家全体を一定の温度に保つことができる冷暖房システムのことです。 エアコンのように部屋ごとに温度調整をするのではなく、家全体を快適な温度に保つことができます。 全館空調には、大きく分けて4つのタイプがあります。 ・天井吹き出し型 ・床下冷暖房型 ・壁パネル型 ・壁掛けエアコン型 各タイプのメリット・デメリットは以下のとおりです。 1: 天井吹き出し型・メリット ・天井に設置するため、部屋のスペースを圧迫しない ・空気を循環させることで、部屋全体を均一な温度にできる ・換気機能を搭載しているものが多い ・デメリット ・設置費用が高い ・天井裏のスペースが必要 ・吹き出し口から風が直接当たる場合がある 2: 床下冷暖房型・メリット ・床全体から輻射熱で暖房するため、足元が暖かい ・天井に設置する必要がない ・空気中のホコリや花粉を抑制する効果がある ・デメリット ・設置費用が高い ・床下にスペースが必要 ・暖房に時間がかかる 3: 壁パネル型・メリット ・壁全体から輻射熱で暖房するため、部屋全体が暖まりやすい ・電気代が安い ・部屋のスペースを圧迫しない ・デメリット ・設置費用が高い ・壁にパネルを設置する必要がある ・暖房に時間がかかる ・壁掛けエアコン型 4 : 壁掛けエアコン型・メリット ・設置費用が比較的安い ・既存のエアコンと比べて省エネ ・室内機を自由に設置できる ・デメリット ・すべての部屋にエアコンを設置する必要がある ・エアコンの音が気になる場合がある ・室外機の音が気になる場合がある 全館空調導入のメリット・デメリットを比較全館空調を導入することで、以下のようなメリットが得られます。 1: メリット・家全体が快適な温度に保たれる ・温度ムラがなくなり、快適に過ごせる ・省エネ効果が見込める ・空気をきれいに保つことができる 2: デメリット・設置費用が高い ・ランニングコストが高い ・メンテナンス費用がかかる ・設置スペースが必要 3: 対策方法・設置費用を抑えるには、省エネタイプの機種を選ぶ、補助金制度を利用するなどの方法があります。 ・ランニングコストを抑えるには、適切な温度設定を行い、こまめな換気を行うなどの方法があります。 ・メンテナンス費用を抑えるには、定期的な点検を行うなどの方法があります。 4: 全館空調に向いている人・冷暖房費を節約したい人 ・快適な温度環境を求める人 ・アレルギーや喘息などの症状がある人 ・小さなお子さんやペットがいる家庭 ・高齢者世帯 まとめ全館空調は、快適な住空間を実現する有効な手段ですが、導入する前にメリットとデメリットを比較検討し、自分のニーズに合ったシステムを選ぶことが重要です。 |
2019/12/12 耐震等級3で家を建てるメリット・デメリットとは?後悔しないための選び方を解説地震に強い家を建てたいと考えているあなたへ。 耐震等級3とは?基準・メリット・デメリットを解説耐震等級3とは、地震に強い家を建てるための指標の一つであり、現行の建築基準法を満たす耐震等級1の1.5倍以上の強度を備えています。 つまり、耐震等級3の住宅は、より大きな地震力に耐えられる設計がされているということです。 この記事では、耐震等級3の基準、メリット・デメリット、後悔しないための選び方などを詳しく解説します。 1: 耐震等級の基準耐震等級は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称:品確法)」によって定められた「住宅性能表示制度」の一つです。 この制度では、住宅の品質を客観的に評価し、性能を分かりやすく表示することで、消費者が安心して住宅を選べるようにすることを目的としています。 耐震等級は、1~3の3段階で評価され、数字が大きいほど耐震性能が高いことを示しています。 ・ 耐震等級1:現行の建築基準法で定められた最低限の基準を満たすレベル ・ 耐震等級2:耐震等級1の1.25倍以上の耐震性能を備えている ・ 耐震等級3:耐震等級1の1.5倍以上の耐震性能を備えている 2: 耐震等級3のメリット耐震等級3で家を建てるメリットは、大きく分けて3つあります。 ・巨大地震への備え 耐震等級3の住宅は、耐震等級1や2の住宅に比べて、より大きな地震力に耐えられる設計がされています。 そのため、巨大地震が発生した場合でも、建物が倒壊したり、大きな損傷を受けたりするリスクを軽減することができます。 ・地震保険の割引 耐震等級3の住宅は、地震保険の割引が適用される場合があります。 地震保険は、地震によって住宅が被災した場合に支払われる保険ですが、耐震等級の高い住宅は、地震による被害が少なくなるため、保険料が割引になるのです。 ・資産価値の向上 耐震等級3の住宅は、耐震等級1や2の住宅に比べて、資産価値が高い傾向があります。 地震に強い住宅は、市場価値が高く、将来的な売却時にも有利に働く可能性があります。 3: 耐震等級3のデメリット耐震等級3で家を建てるデメリットとしては、以下の点が挙げられます。 ・建築費用が高くなる 耐震等級3の住宅は、耐震等級1や2の住宅に比べて、建築費用が高くなる傾向があります。 これは、耐震性能を高めるために、より強度のある構造材を使用したり、特殊な工法を採用したりする必要があるためです。 ・設計や施工が難しい 耐震等級3の住宅は、設計や施工が高度な技術を要します。 そのため、経験豊富な建築会社に依頼する必要があり、施工費用が高くなる可能性があります。 ・設計の自由度が制限される場合がある 耐震等級3の住宅は、構造の安定性を確保するため、設計の自由度が制限される場合があります。 例えば、大きな開口部を設けたり、複雑な形状の建物を作ったりすることが難しい場合もあります。 耐震等級3で家を建てるメリット耐震等級3で家を建てるメリットは、巨大地震への備え、地震保険の割引、資産価値の向上などがあります。 具体的にどのようなメリットがあるのかを解説します。 1: 巨大地震への備え耐震等級3の住宅は、耐震等級1や2の住宅に比べて、より大きな地震力に耐えられる設計がされています。 そのため、巨大地震が発生した場合でも、建物が倒壊したり、大きな損傷を受けたりするリスクを軽減することができます。 これは、耐震等級3の住宅が、より強固な構造材を使用したり、特殊な工法を採用したりしているためです。 例えば、耐震等級3の住宅では、柱や梁の断面が太くなっていたり、筋交いが多く配置されていたりすることがあります。 また、耐震等級3の住宅では、制震ダンパーや免震装置などの地震対策設備が採用されることもあります。 2: 地震保険の割引耐震等級3の住宅は、地震保険の割引が適用される場合があります。 地震保険は、地震によって住宅が被災した場合に支払われる保険ですが、耐震等級の高い住宅は、地震による被害が少なくなるため、保険料が割引になるのです。 地震保険の割引率は、保険会社によって異なりますが、耐震等級3の住宅では、最大で50%程度の割引が適用される場合もあります。 3: 資産価値の向上耐震等級3の住宅は、耐震等級1や2の住宅に比べて、資産価値が高い傾向があります。 これは、地震に強い住宅は、市場価値が高く、将来的な売却時にも有利に働く可能性があるからです。 また、耐震等級3の住宅は、住宅ローンを借りる際にも有利に働く場合があります。 銀行は、地震に強い住宅の方が、返済能力が高いと判断するため、金利が低くなる可能性があります。 まとめ耐震等級3は、地震に強い家を建てるための指標の一つであり、現行の建築基準法を満たす耐震等級1の1.5倍以上の強度を備えています。 耐震等級3のメリットは、巨大地震への備え、地震保険の割引、資産価値の向上などですが、建築費用が高くなる、設計や施工が難しい、設計の自由度が制限される場合があるなどのデメリットもあります。 耐震等級3で家を建てるかどうかは、予算やライフスタイル、地震への備えなどを総合的に考慮して判断する必要があります。 |
2024/11/14 11/23(土)11/24(日)新築完成見学会(浜松市中央区住吉町) |
2024/04/20 【5月4日 5月5日 @遠鉄百貨店 POP-UP FOREST.】 開催しました |
2023/07/07 石牧建築 標準仕様カタログ1 公開中 |
2023/06/21 石牧建築 SNS紹介 |
2023/04/04 作る作品、観る作品 |