住まい手の奥様はガラス作家でギャラリーを併設した住宅となります。
オフィシャルな空間となるギャラリーと間続きになるダイニングキッチンは基礎スラブに塗装をしたコンクリート床とし、ガラス面の大きな開放的な空間としました。スラブが地盤より35cmほど下がっているので椅子に腰かけるとグランドラインが近く何とも心地良い空間になります。プライベート空間である寝室、子供部屋はごくごくシンプルにしメリハリを。
ガラスを通した光がゆらゆらと揺れ動くさまをイメージし、家の名前は「tayutau-HUT(たゆたうはっと)」としました。
HUTは「小屋」という意味です。
少し離れて家を望むと草原にたゆたう小舟のようでとても愛らしい住まいです。
工法規模 | 木造平屋建て(木造軸組工法) |
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敷地面積 | 538.00㎡ |
延床面積 | 119.25㎡ |
設計 | しましま設計室 |
受賞 | 第3回ふじのくに木使い建築施設表彰 最優秀賞 |