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モノ・モノの低座椅子

SPECIAL

モノ・モノの低座椅子
せっかく思い通りの素敵な家に住むのだから、使うものにもこだわりたいものです。


秋岡芳夫・あぐらのかける男の椅子

低座椅子、と呼ばれる椅子があります。
座面の高さが一般的な椅子より少し低く、また座面もゆったりと広い椅子です。

ダイニングテーブルで食事をした後も、あぐらをかいたりひじ掛けに身体を預けたり、いつまでも寛いでいられるのが特徴で、もともと床座だった日本人の暮らしに馴染みやすい椅子だと思います。

そんな低座椅子の中で私がオススメするのは、工業デザイナー秋岡芳夫さんがデザインした『あぐらのかける男の椅子』です。
座ったときの包まれている感じと大きな椅子のわりに圧迫感を感じさせないエレガントなデザインがお気に入り。
設計事務所で修行していたとき、師匠がこの椅子を愛用していたのですが、その頃からの憧れの椅子です。






5年前伯父の家をリフォームした際にこの椅子を提案しましたが、腰掛けやすさに加え、ひじ掛けがあることで立ち上がりやすく、重すぎないのがシニア世代にも良いようです。

戦後西欧の生活様式が日本人の暮らしに入り込み、リビングダイニングという空間が定着しました。
しかし、ダイニングで食事を取りその後はリビングに移り紅茶ないしはウィスキーを嗜む・・・なんてお宅は稀なのではないかと思います。

やっぱり我々、どこか茶の間の感覚が抜けないのです。
食事の後もそのままテーブルでお茶をすすりながら家族の今日の一日の話を聞く。
それはそれで素敵な時間ですね。
そんなひとコマにぴったりの一生付き合える椅子だと思います。(西久保)




モノ・モノの低座椅子のお求めは石牧建築またはモノ・モノさんのWEBサイトで
低座椅子と暮らしの道具店