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気品の一枚

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遠州に暮らす:手刻み大工と設計部の日常

気品の一枚
かねてより気になる存在だった一枚を、
ついに我が家に迎えてしまいました。


約30~40年前のカシュガイオールド絨毯です。
始めて見たのは昨年末、半田山のギャラリーラウンドテーブルさんで開催された企画展を訪れたとき。
まさに一目惚れでした。
鮮やかで、細やかで、光沢が美しくて、、、



エルムコート店主の鈴木さんいわく、これは縦糸にもウールを使っているもので、織り子さんの気概を感じる一枚、とのこと。
縦糸にコットンを使ったものよりも、ウールの方が糸が太い分、これほどまでに細かく綺麗に織るということは大変な労力だったはず。気持ちのこもった素晴らしい絨毯です



これには新しいもの好きの我が家の猫もうっとり。
肌触りも抜群なんです。
きっちりと織り込んであるため、ぎゅっと詰まっていて、カチカチ。
この表現が正しいかどうか分かりませんが、ざっくりしていない、いいものを作ろうという真っ直ぐな気持ち、技術と力を込め、すべてを注いで織ってくれたに違いないと感じるのです。

玄関を開けたとき、一番に目に飛び込んでくるものが、この素敵な絨毯♪
毎日家に帰るのが楽しみになります。



さあ、今日からまた頑張って働こう!


みやづ