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折り返し階段って何?間取りと暮らしやすさを両立させる5つのポイント

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折り返し階段って何?間取りと暮らしやすさを両立させる5つのポイント
折り返し階段って何?間取りと暮らしやすさを両立させる5つのポイント
階段の折り返しは、空間デザインの要素として魅力的ですが、生活動線やスペース確保などの課題も存在します。
この記事では、折り返し階段を設置する際に考慮すべき5つのポイントを解説し、間取りと暮らしやすさを両立させるためのヒントをご紹介します。

□折り返し階段とは?


折り返し階段は、踊り場を設けることで高齢の方や子どもが階段の上り下りをする途中で休憩できるスペースとして活用できます。
また、直階段よりも勾配を緩やかにできる点も特徴です。
さらに、折り返し部分に大きな踊り場を作ることによって、中2階としての使用も可能です。

1:メリット


折り返し階段は、踊り場があるため、万が一階段を踏み外してしまった場合でも一気に階段下まで落ちてしまうリスクが低減されます。
また、勾配を緩やかにできるため、高齢の方や子どもにも優しい階段といえます。

2:デメリット


一方で、折り返し階段は、直階段やかね折れ階段と比較すると、段数が多くなり、踊り場を設けるため、大きなスペースが必要になります。
そのため、スペースに余裕がない場合は、家族の居住スペースが狭くなってしまう可能性があります。



□折り返し階段設置の5つのポイント

1:生活動線を複雑にしない


階段の設置場所によって、生活動線が複雑になる可能性があります。
例えば、廊下に階段を設置した場合、毎回リビングを出て上り下りしなければならないため、生活動線が長くなり、不便に感じる場合があります。

2:間取りとのバランスを考える


折り返し階段は、直階段よりもスペースを必要とするため、間取りとのバランスを考慮することが大切です。
特に、敷地面積が狭い場合は、階段の設置場所によっては、他の部屋のスペースが狭くなってしまう可能性があります。

3:踊り場の有無を考える


踊り場を設けるかどうかは、間取りや敷地面積とのバランスを考慮して決める必要があります。
踊り場を設けることで、休憩スペースや収納スペースとして活用できますが、スペースを広く取る必要があるため、注意が必要です。

4:収納スペースを作る


折り返し階段の下のデッドスペースは、収納スペースとして活用できます。
収納棚や引き出しを設置することで、効率的に収納スペースを増やすことができます。

5:安全性を確保する


階段の段差や手すりの高さなど、安全性を考慮することが重要です。
特に、高齢の方や子どもがいる家庭では、転倒防止のために、滑り止め加工や手すりの設置など、安全対策をしっかりと行う必要があります。



□まとめ


折り返し階段は、空間デザインの要素として魅力的な一方で、生活動線やスペース確保などの課題も存在します。
間取りと暮らしやすさを両立させるためには、生活動線を複雑にしない、間取りとのバランスを考慮する、踊り場の有無を考える、収納スペースを作る、そして安全性を確保するなど、5つのポイントを考慮することが重要です。
これらのポイントを踏まえることで、快適で安全な住空間を実現できます。